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【コロナ禍で性感染症のリスクが高まっている!】無症状でも検査・治療を受けるべき理由


こんにちは、皆さん。今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で性感染症(STIs)のリスクが高まっているという重要な話題についてお伝えします。

コロナ禍で性感染症の検査や治療が遅れるケースが増えている?

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、医療機関への受診が減少したり、自粛ムードが影響して性行動が変化したりすることで、性感染症(STIs)の検査や治療が遅れたり見逃されたりするケースが増えている可能性が指摘されています。

 例えば、日本では2020年に性器クラミジア感染症や梅毒などのSTIsの報告数が前年より減少した一方で、淋菌感染症や性器ヘルペスウイルス感染症などの報告数は増加傾向にありました。これは、コロナ禍で医療機関への受診を控えた人や自宅待機中にパートナー以外とも性的接触を持った人などが増えたことが原因と考えられます。

 また、世界保健機関(WHO)は、コロナ禍でSTIsの予防や診断・治療サービスが中断されたり制限されたりすることで、STIsの流行や合併症の発生につながる恐れがあると警告しています。WHOは、STIsの予防や診断・治療サービスを必要不可欠な医療サービスとして優先的に提供するよう各国に呼びかけています。

無症状でも検査・治療を受けるべき理由

STIsは、無症状であっても重篤な合併症や長期的な健康への影響を引き起こす可能性があります。例えば、性器クラミジア感染症は、無症状であることが多く、放置すると不妊や子宮外妊娠などの合併症を引き起こす可能性があります。また、梅毒は心臓や脳に障害を与えたり、妊娠中の母親から胎児に感染した場合は死産や先天性梅毒を引き起こすことがあります。

STIsは、パートナー間で相互に感染する可能性があります。そのため、パートナー同士で信頼関係を築き、互いに検査や治療を受けることが望ましいです。また、パートナー以外とも性的接触を持つ場合は、コンドームなどを使用して二次感染や多重感染を防ぐことが必要です。

STIsは、コンドームやデンタルダムなどのバリア型避妊具を正しく使用することで予防することができます。また、定期的にSTIsの検査を受けることも重要です。厚生労働省は、性感染症についての正しい知識と理解につなげるために、ポスターやリーフレットなどの啓発ツールを作成しています。また、性感染症に関する相談窓口も設置しています。

まとめ

コロナ禍で性感染症のリスクが高まっているという話題についてお話ししました。性感染症は自分の健康だけでなく、パートナーや社会全体にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、性感染症に対する正しい知識と理解を持ち、自分自身の責任として予防や検査・治療を行うことが重要です。性感染症は恥ずかしいことではありません。医療機関や相談窓口などで適切な支援を受けることで、健康で快適な性生活を送ることができます。

参考になれば幸いです。😊